50代からの人生を最高に楽しむために大切な8つの選択

あなたは50代からを
どんな人生にしたいですか?

50代は重要なターニングポイントです。

このタイミングで
どんな選択をするかによって、
セカンドライフが変わってくるかもしれません。

自分らしく輝くover 60sに向かう助走期間とも言えます。

わたし自身は50代の終わりが
見えてきました。

振り返ると、
仕事も人間関係も
そしてライフスタイルも
大きく様変わりしました。

会社員を卒業して起業したのが49歳の時。

時間の自由を手に入れ
好きなことを仕事にしました。

価値観の合う友人も増え
人間関係への満足度も格段に上がりました。

と言うと、
“いいこと尽くし”のように
聞こえるかもしれませんが、
トレードオフで手放したものもあります。

仕事に関して言えばすべて自己責任。
方向性を指し示してくれる人はいませんし、
収入の保証はありません。

所属する安心感もなくなりました。

どんなことも変化を起こせば
プラスもあればマイナスもある。

そのどちらを重視するか
もありますが、

トータルでも、
50代の選択に対して、
わたしは満足しています。

目の前に近づいてきた60代に対して
心配事も不安もありますが、

同時に、
「きっと先はよくなる」という希望が
自然に湧いてくるのも
50代で思い切って選択したからこそ

と思っています。

この記事では
わたし自身の経験と
コーチとしてのサポート経験を合わせて
50代からの幸せな生き方へのシフトについて
書きます。

もちろん、
何が幸せかは人それぞれ違いますが
多くの人に共通するポイントは
あると思っています。

ご自身の価値観と照らし合わせながら
あなたの「これからの選択」の
参考にしていただけたらとうれしいです。

1.50代が人生のターニングポイントである理由

(1)社会環境の変化

人生100年時代とよく言われますが、
自分で自律的に生き方を選べる期間は
働き始めた20歳ぐらいから80歳ぐらいの間、
約60年程度ではないかと思います。

そう考えると
ちょうど折り返しのタイミングが50歳前後。

ここから残りの半分をどう生きるか、
一度立ち止まって考える必要があると思います。

なぜならば、
これからセカンドライフを迎える世代にとって
過去の例が参考になりにくいからです。

コーチングセッションの中でも
「ロールモデルがいない」
という言葉をよくお聞きしますが、

今の50代前後の人たちが社会人になった当時、
頭に思い浮かべていたセカンドライフは
今はもう当てはまりません。

終身雇用制度も、
退職金と年金でセカンドライフは悠々自適も、
すでに過去のことになりました。

・複数の収入源を持つこと【副業】
・複数の仕事や活動に取り組むこと【パラレルキャリア】
・個人が主体的にキャリアを築いていくこと【プロティアンキャリア】

など働き方の選択肢が増える中、
「セカンドライフはどんな働き方が自分らしいだろうか?」
というご相談も増えています。

私自身は
「70歳までは自分らしく働くことを楽しみたい」
を次の10年間の目標に置いています。

50歳を前に会社員を卒業したことによって
50代は「60代を自分らしく働くための助走期間」
になりました。

とはいっても、私の場合は
目標を先に定めて
計画的にやめる決断をしたわけではなくて、

いろんないきさつや流れに従った結果、
起業という働き方に行き着き、
それが結果的に自分の価値観に合っていた、
というだけ。

まさに「川下り型のキャリア」だったわけです。

この自分の経験からも
「やってみたい」という気持ちに従って
新しい世界に飛び込んでみる、
という思い切りも大切だと思っています。

→「あなたはどっち?山登り型と川下り型」

(2)自分の価値観の変化

変わったのは社会環境だけではありません。

ご自身の価値観も変わっていませんか?

若い頃は、親の影響や世間の常識を基準に
生き方を選んできたけど、
残りの人生は自分らしく生きたい
そんな思いが特に強くなるのも
50代以降なのではないでしょうか。

2.50代以降の生き方を考えるときは肩の力を抜くのがおすすめ

とは言っても、20代、30代、そして40代の頃と比べても、
体力・知力、そして気力が及ばないのが50代です。
(残念だけど仕方ないですよね~)

それは現実として受け入れたうえで、
経験で手に入れた知恵をフルに活用する
そんな肩の力を抜いたマインドセットも大切です。

要するにガムシャラになりすぎない方がおススメということ。

女性の平均寿命が約87歳、健康寿命が75歳
という数字を考えた時、

「新しいことに挑戦できるのは何歳までだろうか?」
という制限の予感を感じながらも

「まだできる」
「間に合う!」
「挑戦したい」

という前向きな気持ちもまだまだある。

そんな微妙なバランス感にあるのが50代。

この時期に一度立ち止まって、
望む人生について考えることは
残りの人生の幸福度や満足度を上げるために
大切です。

3.50代からを楽しむために大切にしたいこと

(1)「これからを悔いなく生きる」と決める

50代からを楽しむために大切なことはたくさんあります。
が、まずは一番大切なこと

それは
「これからを悔いなく生きる」と決める
「幸せに生きる」と決める
そのマインドセットだと思います。

他人軸な生き方はやめて自分軸で生きる

そう心に決める

それが最初の一歩であり、
土台だと思います。

(2)やりたいことをやると決める

「やりたいこと」と聞くと、
何か大きなことをしなくてはならない
と感じる方も多いです。
が、それは違います。
大きなことである必要はありません。

・日々の小さな楽しみごとを見つける
・ちょっとした好奇心を見過ごさず満たしてあげる

  
その積み重ねが「やりたいことをやる人生」だと
私は思っています。

中にはその延長線上で
ライフワークや熱中できる趣味などに出会う方も
多くいらっしゃいますが、
(わたし自身もその一人です。)

探すことが目的になってしまうと、
気持ち的にシンドクなります。
(これも経験済み)

あくまでも気軽にやりたいことを楽しむ
というスタンスがいちばん!
例えライフワークが見つからなくても、

「明日を迎える楽しみがある」
そんなな生き方に変わっていきます。  

(3)やりたくないことに振り回されない

「(2)やりたいことをやる」ために大切なこと
それは、
「やらなくてはならないことに振り回されない」
ではないでしょうか。

「やらなくてはならない」と思っていることは
本当にそうでしょうか?

・思い込みはありませんか?
・かつてはそうだったけど、今はやらなくてもいいことはありませんか?
・誰かの価値観を鵜呑みにしていませんか?

そんな視点で見直してみてください。

「やらなくてはならないこと」に
振り回されている限り、
やりたいことをやるための時間を生み出すのが
難しくなります。

(4)時間は自分のために使う

年齢を重ねるにつれて
「時間」の価値が高まります。

人生を砂時計に例えれば、
生まれ落ちた瞬間から
砂は落ちていて、
そのスピードが
徐々に速まっているかのように感じるのも
50代以降ではないでしょうか。

(あまり差し迫った考え方はしたくないけど…)
砂の数は有限。

まずは「じぶんファースト」
自分を満たすために時間を使いましょう。

「そんなのジコチュウで身勝手では?」
そんな風に感じる方も
いるかもしれません。

が、そんなこと無いんです。
→「満たされる人間関係のためにまずは「じぶんファースト」が大切な理由」

家族や友人を幸せにしたい
社会に貢献したい

それを実現するためにも
まずは自分を豊かに満たすことを
大切にしてくださいね。

(5)心地よい人たちと付き合う

人間関係の満足度は
そのまま人生の満足度につながります。

一緒にいて自己肯定感が下がるような人や
コミュニティと無理に付き合うのは
やめていいと思っています。

「自分の成長のために我慢する」
という考え方もありますが、

むしろ、あなたが
一緒にて心地よいと感じる人たちや
あなたの良さを認めてくれる人たちと交流する方が、
あなたの人間的な成長を後押ししてくれると思います。

そうは言っても、
どうしても付き合わなくてはならない場面も
あるのが世の常。

そんな時はネガティブ感情をいつまでも引きずらない、
自分で自分の心を整える「スルー力(りょく)」を
持つのも50代からの幸せな人生には大切です。
→「自分で自分の心を整えられる人の考え方」

(6)社会とつながる手段を確保する

「年齢を重ねるにつれて孤独になりそうで怖い」
というお話を伺います。

「人間は社会的動物である(アリストテレス)」という
言葉がありますが、
人には「つながりたい」「仲間になりたい」という欲求が
本能として組み込まれているそうです。

その裏返しとして「孤独が怖い」という
感情が湧いてくるのは自然なこと。

50代のうちからセカンドライフを意識して
つながりを増やしていく努力が必要だと思います。

方法はいろいろあります。

仕事は収入を得ながら社会とつながる方法ですし、

収入を関係なく考えれば
ボランティアやプロボノという選択もあります。

趣味や学びの仲間は好奇心や楽しさでつながれます。

同時に、真逆のことを言うようですが、
(今それが無い方は)
「一人の時間を楽しむ」という習慣も
身につけることが大切です。

(7)新しいこと、わからないことを避けない

買い物を例にとっても、
人とのコミュニケーションを考えても、
新しいテクノロジーを避けられないのが
今の時代。

そのためには、
わからないことや知らないことを
恥ずかしいと思わずに、
最低限はついていこう!

そんな意識と努力が必要ではないでしょうか。

わたし自身も心掛けていることです。

特に、わたしのように、
気軽に助けてもらえる子供や孫がいない

あるいは
いても近くに住んでいない

そんな場合もあると思います。

気軽にサポートしてもらえる人を見つけることも
意識していきたいですよね。

(8)健康のためにお金と時間を使う

  最後になりましたが実は一番重要なこと。
ここまで書いてきた(1)~(7)の土台になるもの。
それが健康です。

若い頃は、
多くの人にとって健康は水や空気と同じ。

ただで、手に入るものでしたけれども、
これからはそうはいきません。

生涯現役でピンピンコロリ

それが理想だけれども、
自分の最期は選べない。

それは父や愛犬
大切な存在がまぢかに見せてくれて
教えてくれました。

身体の不自由と
折り合っていく日がいずれは来るかもしれない

そんな心の準備もしながら

これからの人生を最高に楽しむために

健康を向上・維持するために取り組むことは
最重要テーマではないでしょうか。

健康に関しては
情報も方法も溢れているから
賢く選ぶ視点が大切ですよね

わたしに関して言えば、
睡眠、運動、食生活(腸活とタンパク質)に
気を配っています。

4.50代は楽しい(最後に)

以上書いたことは、
わたし自身が、経験を通じて
50代で学んだことです。

50代にもなると
これまでの人生経験の中で

(それを明確に意識できているか、
いないかの違いはあるにしても)

ご自分の大切にしているものが
人それぞれあると思います。

それを大切にできたとき
私たちは人生に深い満足と喜びを
感じるのではないでしょうか。

冒頭に書いたように
わたしにとって50代は本当にいい時期でした。

いい意味で
「わたしはわたし以外の何者にもなれないし
なる必要もない」

そんな風に肩の力が抜けたことに加え、

頭の中にちらつく命の砂時計が
いい意味で背中を押してくれて
やりたいことをやる勇気も持てました。

生まれてきた使命は幸せに生きること

この言葉を念頭に置いて
生かされていることに感謝しながら
使命を果たしていきたいものです。

価値感にマッチした自分らしい生き方を見つけるサポートは
「生き方Reデザイン®コーチング」で承っております。

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